「ロミロミの話」カテゴリーアーカイブ

今、あるテーマの本を書いています。hawaii20110522-1050

なんだか疲れてしまった…そんな時に読んでいただけるような本。

でもなかなか書けないわけですよ。

自分の心がギスギスしているから。

別にイヤなことがあったわけでも、 何か心配事があるわけではないのに心が落ち着かない。

そんな時ってあるもんで。

バイオリズムって言うんですかね。

そんな時には、なにか心の中の色を変えるボタンを押さなければならないわけです。意識的に。

心の色切り替え用ミュージック

心の色切り替え用写真鑑賞

心の色切り替え用海に足浸かり

心の色切り替え用読書…

すぐにやる気の無くなってしまう私の場合、たくさんの切り替え用ボタンが必要なわけで。

今日は、読書。

「相田みつえお ザ・ベスト」なるベタベタのイイ話を読む。とにかく読む。

相田みつをさんに乗り移ってもらって、少し気分が乗ってきたので、また書きだすとします。

私なりのホオポノポノ(ハワイ流心をクリアにする方法) ってやつです。

 

最近「ホオポノポノについて話してください」とよくいわれます。

ヒューレン博士という人、そしてその本からの応用本が良く売れているからだと思います。

ハワイの智慧の数々で人が癒される、というのはとても素晴らしいこと。

おまけにわたしのお仕事もちょっと増えたし。ちょっと嬉しい(笑)

ただ困ったのは、多くの皆さんが 「ホオポノポノっていうのは『ホ・オポノポノ』って書くのが本当なんですよね」 とか 「『ありがとう』『ごめんなさい』『愛してます』『許して下さい』っていうと幸せになるんですよね」 とか そんな知識を持ってしまってることなんです。  

まずは、ハワイの中でホオポノポノがどういうものであったのか、から簡単にお話しましょう。

まあ、5分で説明できるような浅い内容ではないんですけど、なんとなくアウトラインだけでもおぼろげにわかるように書いてみました。

これはハワイのヒーリングについて古文書やインタビュー記事から書かれたいくつかのハワイの原書からまとめたものです。  

古代のハワイアンは、体や心からマナ(色々な形のエネルギー)が無くなってしまうと病気になる、って考えていた。

そしてマナは家族の中で、わだかまりや争いごとがあるとマナが無くなる、つまり病気になるんだって信じていた。

だから健康を保つためには、家族が平穏無事に丸く収まっていなければならない。

昔のハワイアンは「オハナ」という家族…とはいっても血族が集まった大人数の家族で構成されていて、各々が生きるための役割を持っていた。

だから一人でも欠けたり、オハナ内にわだかまりがあると生死にかかわる問題だったわけ。

そんなこともあってオハナ内の平和がとても大切だった。

そこでできたのが「ホオポノポノ」という儀式。

オハナの中で何かわだかまりや諍い(いさかい)があると長老が関係者を招集して行った儀式、それが「ホオポノポノ」だったわけです。

詳しい内容は現在本に書いている最中なのでここでは書けませんが、今の裁判のような、家族会議のようなものだったらしい。

アルファベットで綴ると「hoʻoponopono」。

hoʻoは使役動詞で「~させる」みたいな意味で、 ponoponoのponoは「正しい」という意味、ponoponoになると「正しく調整する」「調和させる」みたいな意味。

つまり「正しい状態にさせる(調和させる)」ということなわけです。

そのために開かれた儀式、広い意味では、正しい状態になる努力をすることが「ホオポノポノ」。

ですから日本語では「ホ・オポノポノ」ではなく、どうしても区切るのだったら「ホオ・ポノポノ」の方が本来のハワイの意味に近いでしょう。それに無理やり区切ることはないような気も…。

Wikipediaにも「ホ・オポノポノ」と表記されているのはいかがなものかと思ったりして…。  

先ほどの『ありがとう』『ごめんなさい』『愛してます』『許して下さい』というワードを言って…というのもキリスト教の考え方で作られたホオポノポノ。

キリスト教を信仰している人に分かりやすく説明するために編集されたもの。

実際に古代のハワイアンはそんなことを唱えていたわけではありません。

ヒューレン博士の師匠?であるシメオナ女史というのはハワイ州の宝とも言われたすごい方。 

「家族のためのホオポノポノ」は、最終的には個人が平穏でバランスの取れた心を持っていれば達成できる、とシメオナ女史は考えて「セルフアイデンティティ・ホオポノポノ」を提唱。

ヒューレン博士がそれをキリスト教の人々に分かりやすく現代風に翻訳した、ということのようです。

ハワイアンの研究家のなかには「あれは本当のホオポノポノではない。ハワイアンの本当のアロハな文化を踏みにじっている!」と怒っている方も多いようですが、まあ、キリスト教の信者が幸せに暮らすためのノウハウ本と考えればいいのではないでしょうか。  

いずれにしても、個人としての「ホオポノポノ」というのは、「アロハ」の心、つまり自然を、自分の生きている世界を、そして仲間を心から慈しんで大切に思う愛の心をしっかりと持つこと。

そういう訓練をして、そうあろうとする強い心を持つ努力をして、少しでも心にさざ波が起こったらそれをコントロールすること。そういうことなのではないでしょうか。

決して、青い水を飲むことではない、と私は思っています。

まあ、このような人の生き方が5分で分かるわけはないのですが、少なくとも正しいホオポノポノの理解の助けになれば。

 

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ロミロミのことを調べて行くにつれて、太平洋の島々には同じような…でも少しずつ違う癒しの方法があることを知ったわけです。

RIMG0005Sタヒチの、ロミロミの原点かもしれない「タウルミ」
ニュージーランド、マオリ族の「ルミルミ」。
トンガ、パプアニューギニア、イースター島…さらにはオーストラリアのアボリジニさんたちもロミロミみたいなものを持っていたらしいのです。
そのほかにも色々な島でロミロミに共通する考え方や技術のヒーリングがいっぱい。

そんなことがわかると「南太平洋の人類誌」みたいな分厚くて小難しい本も読めちゃったりして。
…ということで雑誌の企画にしようと研究中なのです。

太平洋の島々っていうのも、ポリネシア、ミクロネシア、メラネシアに分けられている。

ポリネシアは「島がいっぱい」
ミクロネシアは「ちっちゃい島々」
メラネシアは「黒い島々」
っていう意味らしくて、それぞれが似ているようで似ていないようで…みたいなことらしい。

民族医療(医学)っていうのは
①伝わっていったモノ
②自然発生的に育ったモノ
があるらしいのだが、太平洋の島々は両方の要素を持つらしいのです。

いやはや、いろんな本を読んだりググったりしているとなんだか訳が分からなくなるぞ。

東南アジアの文化とポリネシアの文化とは似ていて、位置的には真ん中にあるメラネシアの文化は少し違う。…なんで?みたいな。

いずれにしても、取材に行きたいなぁ。
ハワイに似たような、もしかするともっと素晴らしい文化と空気をもった島がいっぱいあるのかも。

そんなわけで、タウルミやルミルミ情報、そのほの島のヒーリングに詳しい方、色々教えてくださいませ。

 

 

 

 

IMG_20140301_152700雑誌「セラピスト(BABジャパン)」の2014年4月号にロミロミの特集記事を書きました。3月7日発売。

そもそもロミロミとは何なのか。
ロミロミはなぜロミロミと言われているのか。
古代のロミロミはどのように行われていたのか。
今、ロミロミはどのように癒しに活かされるのか。

様々な資料やインタビューから「本当のロミロミ」について、できるだけ分かりやすく、読みやすく編集してみました。

さらにオアフ島の「あまり知られていない癒しの聖地」の情報も。
癒しの関係者だけではなく、ハワイ好き、癒しに興味のある人にも読んでいただきたい感じです。

書店、またはAMAZONなどの通販でどうぞ。

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「ハワイにロミロミっていうマッサージがある」とはじめて聞いたのは1998年の頃。1997年だったかな?

いまでは「ロミロミ」でググると60万件も引っかかりますが、その当時は(インターネット自体が進んでいなかったこともあるけど)引っかかったのは数件。

そのひっかかったマッサージサロンに電話をして「ロミロミって何?」って聞いてみると、
「歌いながらマッサージすることなのよ」
だって。

他のところでは
「ハワイでやってるマッサージはみんなロミロミよ」
って言われるし。

まあ、ある意味、正解だけど。

そんな中で、アンティ・マーガレットという方の弟子に会うことができて、「ロミロミとは何たるか」を知ったのが僕とロミロミの正式な出会いだったのでした。

「昔の人が健康のためにやっていたマッサージのことで、偉い人がやってたことなのだぞよ」

…今、考えて見ると、ロミロミの正しい理解の15%くらいでしかないんだけど、「なるほど。これはいい」と思ったわけです。

だって、その頃は200万人近くも日本からハワイに観光にやってきて、マッサージと言ったらスェディッシュマッサージか指圧。そんな時代。ハワイ式のマッサージがあったらみんな喜ぶでしょ?もちろん儲かりそうだし(笑)

まあそれからアンティマーガレット女史のたくさんの弟子達と話したり、いろいろなロミロミセラピストやロミロミ達人(実際には医療の達人だったわけだけど)に「ロミロミとは何ぞや」を教えてもらったわけです。
僕の場合は、ロミロミをすることよりも、その背景にある歴史や文化の方に興味があったわけですけど。

skytree01S余計なお話をひとつ。
今はみなさんまじめに「ロミロミ」を学んでお客様に施術していますけど、つい最近までは「日本人にはわからないから」といってスウェディッシュマッサージを「ロミロミ」だ、と偽って施術していたセラピストも多かったのです。
「1時間ビデオ見たから大丈夫」
だって(笑)
中にはフリーペーパーで大々的に宣伝してたマッサージの会社も、そのようなことしてたんですから(笑)

「ハワイ語でマッサージをロミロミという」
だからハワイで体を揉むことはみんなロミロミ。まあ、間違いではないんですけど、ちょっとねぇ…

日本でもハワイでも一度ロミロミを受けて気持良くなかったから、「もうロミロミはダメ」っていう方もたまにはいるようですが、もしかするとあなたの受けたのは、そういう「なんちゃってロミロミ」だったのかもしれませんよ。

まあ、「なんちゃって」ではなくても、ヒーリングセラピーには「相性」ってやつがあります。
必ず相性のあるセラピストいるはずです。ぜひぜひ何回かはトライしてみて欲しいモノです。

※あ、ちなみに写真の方はちゃんとした方ですよ。アロハスタジアムでロミロミやってた方です。

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ムク(浮腫)まない生活

最近「ムクミ(浮腫)」で悩んでいる方が多くなっています。「ムクミ」は顔や手足がダブダブと太って見えるため、見栄えが悪いのも悩みの種ですが、疲れや体調不良、さらには病気が原因でムクんでいるとなると大問題。「ムクまない生活」は長寿のための第一歩でもあるのです。

「ムクミ」とは、血管の外に余分な水分がたまり、腫れぼったくなっている状態のこと。体の機能がしっかり働いていないとムクミは出てきます。

ムクんでいると思われる部分を指で押してみる。健康であればすぐ元に戻りますが、そうでない場合は指の跡がついたままになります。要注意です。適度な運動、適度な水分補給、規則正しい生活を心がけましょう。特にお酒の飲み過ぎ、塩分の取り過ぎにはご注意を。

お風呂で温まりながら体を揉みほぐすと血行やリンパの働きが良くなりますからムクミは取れやすくなります。プロにマッサージしてもらうのも良いでしょう。リンパ系を適度に正しく刺激するマッサージなら、さらに効果抜群です。

それでもムクミが取れなかったら早めに病院へ。ムクミを伴う病気には重大な病気が多いのも事実。早めのケアが肝心です。

2014年も健康で爽快に楽しくいきましょう!

文:のあよし

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「まだまだ始められる」

先日テレビで「60歳からボディビルを始めた男性」が話題に。現在74歳。2012年のギネス「最高齢の女性ボディビルダー」も74歳。ボディビル開始は56歳。二人ともすごい肉体です。

78歳で高校を卒業した女性、65歳ではじめ、95歳でまだマラソンを走る男性、つい最近亡くなった南アフリカのネルソン・マンデラ氏も大統領就任は78歳でした。

我々はつい、「もう歳だから」と言って自分の体や新しい挑戦を諦めます。私のハワイの医療の達人である師匠は、いつもこう言っています。

「諦めた時が自分の終わり。何歳になっていても、肉体も心も技術も磨いて行くことはできる」。

現在70歳の師匠自身、はじめに会った10年前よりも今の方がはるかに若い(…これ本当です)。

彼の若返り法は簡単…

「幼稚園の時に習ったことを実践すること」。

早寝早起き、三食決まった時間に食べる。野菜をたくさん食べる。好き嫌いを言わない。朝はラジオ体操する。できるだけ体を動かす。外から帰ったら手を洗ってうがいをする。暖かいお風呂に入る。皆と仲良くする…。

当たり前のことをちゃんとするだけなんです。

さらに「適度なお酒」と「疲れたら体を揉みほぐす」のも大切とのこと。

2014年、体を若返らせて、何か新しいことをはじめませんか?

文:NOA YOSHI(のあよし)

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ハワイ式ゆるゆる[自分でできる…脚(あし)のむくみ解消法]

女性でも男性でも、体のむくみは大敵。まずはダルくなる。血行が悪くなるから病気になりやすくなる。そしてブクブク見えるから見栄えが悪い。とにかくいいことなどまったくありません。逆にしっかりとケアさえしていれば体全体がほっそりと健康的に保つことが可能なのです。

今回は、むくみのなかでも一番たちの悪い、脚のむくみ取りロミロミ(ハワイ式もみもみ)を伝授します。当社ハワイでの実験で、太ももが平均1.5センチ、ふくらはぎが平均1センチすっきり細くなったという「シェイプアップロミロミ」の技術、その一部です。

お風呂に入りながら、またはテレビを見ながら、気が向いたときに。お気に入りのアロママッサージオイルなどですべりをよくするのがコツです。

1.まずは脚の指を一本一本つまんでいきます。

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2.次に足の甲を指先で撫で上げます。10回程度。

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3.今度は後ろから足首をはさみ揉み。ゆったりと10回程度。気持ちよく感じる強さで。

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4.両手のひらでふくらはぎを包み込んでもち、足先から膝にむかって両手を交互に撫で上げ揉み。脚全体がスッキリしてきますよ。痛くない程度に強めにプレッシャーをかけるのがGOOD。

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5.膝の裏側を軽く親指で10回押してやります。

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6.最後はふくらはぎと同じ方法で太ももを撫で上げて終わり。これも10回程度やりましょう。

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とにかく揉んで揉んで揉みほぐす。一度お試しを。

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「過去は振り返らないぜ」…

ハードボイルドでカッコいい。

たしかに過去を振り返ってグチグチしていたり、

過去の栄光だけを話すやつは格好悪い。

 

ただ、

子供の頃の自分、

たとえば10歳のころの自分に立ち戻って、

今の自分を見たらどんなふうに思うだろう…

こんなことに思いをはせてみるのもいいかもしれません。

 

すごくかっこいい大人として映るかもしれないし、

すごく情けない大人に見えてしまうかも…

 

いまの自分、

そしてその自分の立ち位置はなかなかわからないもの。

 

10歳の自分がいまの自分を見てどう思うだろう…。

 

いまの自分が迷っていると思ったら、

いまの自分に自信が持てなかったら、

逆に、自分が絶好調だと思っているとき、

一度思いをはせるといいかもしれません。

 

オレ?

けっこうイヤなおじさんでしたよ。

もうちょっとカッコいいおじさんになりたいと思いました(笑)

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古代ハワイアンが「健やかに生きる」ために長年にわたって培ってきた技、HO’OPONOPONO(ホオポノポノ)。

心が疲れていては人生面白くないし、なによりからだまで蝕まれてしまいます。

現在、売れている本の「HO’OPONOPONO」は古代ハワイアンのホオポノポノを現代流、そしてキリスト教流にアレンジしたもの。

実際の古代ハワイアンHO’OPONOPONOは日本人にも理解しやすく、心にしみてくるもの。

そんな話を大阪でトークします。

ぜひぜひ。

 

【大阪トークイベントのお知らせ】心をクリアにするハワイの秘伝、ホオポノポノ ….古代から伝わる本当のホオポノポノのお話。

11月18日(日)、19日(月) 15:30?

詳しくはこちら…

https://www.facebook.com/events/107802006046716/

クリックしてyoshisan.pdfにアクセス

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Noa Yoshi Profile

●Island-Wellness Co.,Ltd.代表
●クウイポロミロミスクール&サロン経営
●執筆、講演活動(ハワイ・ポリネシア・ヒーリング・サロン経営)
●国立琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究プラットフォームアドバイザー
(略歴…Amazonより)
東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、広告業界でマーケティングプランナー。旅行関連の広告宣伝にたずさわり島にハマる。その後ハワイに渡り、マッサージ会社を設立、ハワイのヒーリング研究のためネイティブハワイアンのカフナ(高位の専門職)や長老のインタビューおよび文献研究を始め、現在に至る。
(執筆した本など)
http://www.amazon.co.jp/NOA-YOSHI/e/B006474ZB8/
(Facebook)
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