「癒しの話」カテゴリーアーカイブ

 
「パワースポット」「ヒーリングスポット」「神聖なお祈りの場所」…人によってその場所の感じ方や意味は違えど、『気持ちのいい場所』っていうのはあるもんです。私の経験した「気持ちのいい場所」を[Blessed Spot(祝福された場所)]として少しずつTake Note中。

[Blessed Spot in Mie] 椿大神社

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椿大神社。「つばきだいじんじゃ」ではなく「つばきおおかみやしろ」。
三重に居を構えていながら三重のことをあまりにも知らなさすぎなので、意を決して(というほどではないけど)暇をみて近くの面白いところを廻ってやろうと思い立ち行ってみたわけです。

場所は三重県鈴鹿市。鈴鹿サーキットから車で約30分、小さな山がポコポコとも盛り上がっていてやけに可愛い景色が終わるあたり。少しそれっぽく言えば、伊勢平野を一望に見渡す鈴鹿山渓の入道ヶ岳の麓に鎮座されております、みたいな場所。

Wekipediaによれば
「式内社、伊勢国一宮。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。三重県では伊勢神宮・二見興玉神社に次いで3番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,455,000人が参拝した。猿田彦大本宮とも呼ばれる。猿田彦大神を祀る神社の総本社とされる。」
らしい。

「全国の猿田彦大神を祀る社の本宮」ということなので、あの伊勢神宮の近くにある猿田彦神社の本宮っていうこと?まあ八百万の神の日本(ハワイもそうだけど)には神様がいっぱいいて、その関係性も多種多様だから由来を理解するのはけっこう難しい…。

詳しく知りたい人は
http://www.tsubaki.or.jp/

敷地の手前にある無料駐車場に車を止めて、ほんの少しだけ歩いていくといきなりの森。
鳥居をくぐってその森の中に足を踏み入れると、空気感がガラッと変わります。そう、伊勢神宮の鳥居をくぐって橋を渡ったあたりでガツンとくるあの感じ。
しとしとと降る雨がまた雰囲気を盛り上げてくれたりして。

いやいや、参道を歩いているだけでとても気持ちがよい。
深呼吸をすると息を吐くときに体の中から悪いものがどんどん流れ出ていく感じ。

スピリチュアル風に表現すると、神様(仏、天使、守護神、魂、霊、宇宙…)…福沢諭吉先生的に言うと「天」が自分を包み込んで浄化してくれる幸福感、とでもなるんでしょうか、そんな、いい気分。

ハワイのヒーリングにかかわっているにもかかわらず、理屈的には今一つ納得できていないけれども、絶対にある(と思っている)「天」のスピリチュアルな感じを肌で体験できる場所っていうのはなかなかないわけで。

余談になるけど、ハワイの「パワースポット」と言われて紹介されている場所にも「気持ちの良くなる場所」「そうでもない場所」「逆に気分の悪くなる場所」っていうのがあるわけです。自分との相性なのでしょう。(それにしても生贄のヘイアウが「気持ちいい」とのたまう人もけっこうたくさんいたりして)。私的に気持ちの良くなる場所っていうのは雑誌なんかで紹介されている場所の10か所に1か所くらいかな…。
まあそういう意味では、その1/10の場所がここだったのでした。tsubaki_daikoku

参道を歩いていると忽然と恵比寿さんと大黒さんが鎮座。
大黒様好きの私としては、なんとも奇遇な喜びがひとしおなのでありました。
(大黒様の体型も好きなのだけれど、その由来が男っぽくて好きなのです。どうでもいい話だけど)

本殿にお詣りをして(もちろん今に感謝して世界平和を祈願)、横にある根性が入るという鉄砲柱に張り手をかまし、そぞろ歩きしてみる。

本殿の少し奥には、高低差はあまりないにもかかわらず水量が半端でない迫力をかましている金龍明神の滝が。大明神川の水は、清くて柔らかい神水といわれていて万病に効く薬水とされているらしい。
ハワイにもこんなところがあったな、などと「八百万」で水を大切にするハワイと日本の共通点を考えた自分の仕事熱心さに自己満足した次第。

この神社をこよなく愛したパナソニックの創設者、松下幸之助氏寄贈した茶室も残っていたり、芸事の神様が祭ってある椿岸神社には吉幾三さん、梅沢富美男三男かのそれっぽい寄贈名があったり、時間があったら一日かけて満喫したい気持ちのいい場所なのでした。

椿大神宮
三重県鈴鹿市山本町字御旅1871

 

「パワースポット」「ヒーリングスポット」「神聖なお祈りの場所」…人によってその場所の感じ方や意味は違えど、『気持ちのいい場所』っていうのはあるもんです。私の経験した「気持ちのいい場所」を[Blessed Spot(祝福された場所)]として少しずつご紹介。

[Blessed Spot in Oahu, Hawaii]  クナワイの泉(Kunawai Spring)

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カ・ハナイ・ア・ケ・アクア…トカゲの神、モオの聖地。 ハワイアンは、モオの聖地である池や泉にはヒーリングパワーが宿る、と考えていました。

クナワイの泉は、ワーケアという天の神が住んでいた伝説の地ワオラニにあった「癒しの泉」のひとつであるといわれています。

カフナ・ワヒネ(女性の神と交信できる神官)が管理していました。

この泉の新鮮な湧水と泉の底にある泥は様々な病気を治すと信じられており、1960年代まではハワイアンのヒーリングセンターとして機能していました。

とくに皮膚病には万能ともいえるほどの力を発揮したという言い伝えも。

 

現在、残念ながら泉の底はコンクリートで埋め立てられてしまい、ヒーリングパワーのある泥に触れることはできませんが、今でも透明でフレッシュな水が絶え間なく湧き出しており、カモが悠々と泳ぐ泉にはロコ達が憩いを求めて集まってきます。

この泉の波動と空気感はハワイアンヒーリングリングファンであれば一度体験しておきたいところです。 

以前はGoogle mapで「kunawai spring」を検索すると少し違う場所にたどり着いてしまいましたが、現在は正しい場所に連れて行ってくれそうです。

Kunawai Springs Urban Park, Kunawai Ln, Honolulu

 

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[Blessed Spot in Oahu, Hawaii] iPhoneも降参?の癒しパワー。オアフ島の聖地「カニアカププ・ヘイアウ」で芯から癒される

  「パワースポット」「ヒーリングスポット」「神聖なお祈りの場所」…人によってその場所の感じ方や意味は違えど、『気持ちのいい場所』っていうのはあるもんです。私の経験した「気持ちのいい場所」を[Blessed Spot(祝福された場所)]として少しずつご紹介。

ほんと、このスポットを探すのには苦労しました。約2年半前、某出版社A氏とインディジョーンズ的な1日を費やして探したオアフ島の王家の癒しの聖地、まだ一部の癒しフリークにしか知られていない「カニアカププ・ヘイアウ」を私たちの不思議体験も含めてこっそりとご紹介したいと思います。

(旅行系WEBに以前掲載分ですがまだまだ情報として新しいので興味のある方に…)

ヘイアウって何?

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  自然の精霊を神として進行してきたハワイアンは、大地や神々のエネルギー「マナ」が強く宿る場所を、聖なる祈りの場所として大切にしてきました。

それが「ヘイアウ(神殿)」と呼ばれる場所。

ハワイのパワースポットとして紹介されてきた多くのスポットがこの「ヘイアウ」だったりするのを皆さんはご存知でしたか?

ヘイアウには、そのサイズや祀(まつ)る神様、役割によってさまざまな種類があります。

王様しか入れないノーブルなヘイアウから平民が日常の祈りを捧げるヘイアウまで格やサイズも様々、戦いの神や豊穣と平和の神、大漁と安全を海の神…などヘイアウの目的も様々、というわけ。

日本でいえば最大級の伊勢神宮から村の神社までがあり、その神社によって、たとえば学業成就とか安産祈願といった目的があるのと同じような感じでしょうか。  


癒しのヘイアウ、ヘイアウ・ホオラ

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こういった様々なヘイアウの中でもベスト・オブ・ヒーリングなスポットがあります。癒しを専門にする「ヘイアウ・ホオラ」です。

ここは王族の治療や医学の研究、そして医者(薬草やロミロミの専門家)の育成などが行われた場所。

心と体を安らかで正常な状態(ポノ)にする治療のパワーに包まれた気持ちの良いスポットで、各島に点在していたそうです。(今では数少なくなりましたが…)

オアフ島のヘイアウ・ホオラとしては「ケアイヴァ・ヘイアウ」がメジャー(とはいってもまだまだ知らない人の方が圧倒的に多いのですが…)。

今回は、まだ極めてマイナーなヘイアウ・ホオラ「カニアカププ」をご紹介

 


ヘイアウ・ホオラ、癒しの神殿「カニアカププ」

このカニアカププはオアフ島のヌアヌエリアにあります。ヌアヌパリで有名なあのエリアです。

私が最初に訪問した2年半前には現地のハワイの歴史フリークにしか知られていなかった場所。

最近でこそ日本語でもインターネットで少し目にするようになりましたが、まだまだ「知られざる秘密のスポット」と言っても過言ではないかもしれません。

初めての訪問(2年半前)の話。

数少ない情報の中、まず困ったのがこの遺跡への入口すら見つからないこと。

神聖すぎる場所だからなのかサイン類は全く無し。

ほぼ1日かけてインディジョーンズ的冒険の末にようやく探し当てた入口は、身長175㎝の私が少し腰を落としてやっと入れる程度の竹林に空いた小さな「穴」。

その穴(入口)を少し分け入ると少し広い道に出ます。

直進して90mほどの細い道を左折。

ここからまたプチインディージョーンズ的な細い山道になります。

このあたりのヌアヌの森はとても涼しくて心地よいスポット。

そよ風が過ぎ去っていくときに奏でる波のような森の音も心地よい。

しかしどこか重厚感のある空気が漂っています。

心と体のわだかまりがその場に溶け出していく、そんな感じが味わえるかもしれません。

そしてしばらくなだらかな坂を上っていくと忽然と遺跡が現れます。

これがカメハメハⅢ世の夏の別荘跡。

そしてその奥の方にはヘイアウの石垣が見えてきます。

この一帯を合わせて「カニアカププの遺跡」と呼んでいるようです。

遺跡へのアプローチで真っ先に目に入ってきたのは、雷で真っ二つに裂けてしまった大木。

それを写真に撮ろうとした同行者A氏のiPhone画面が真白になって動かなくなる、という不思議体験も。

画面が白いままフリーズする、のはめったにないことなのだそうですね。

私の一眼レフも大木に向けて数枚シャッターを切ったにもかかわらず、写真はすべて露出過多で写っていないという…。

やはり神聖な場所なのだな、と痛感しました。

でも、恐ろしい何者かにいたずらをされた、というのではなく、「この聖なる地にスマホなどという俗世間のものを持ち込んではいけないぞよ」と優しく諭された、そんな感じでしたけど。

恐るべし、聖なる癒しのパワー。

 


驚きの癒しのパワー

カニアカププは別名ルアカハ(Luakaha)といわれるとカラマ王妃のかつての夏の宮殿の遺跡。

遺跡自体は1845年にハワイ王国の首都がラハイナからホノルルに移った後、王と女王の夏の隠れ家となっていました。

そして1874年ころ廃墟となり、1950年代に再発見されました。

ここは古代からヘイアウ・ホオラのあった場所で、カメハメハ大王がオアフ島侵攻のときに、傷ついた兵士をこのヘイアウで治療したり休ませたりしたという逸話は有名。

そしてそのような癒しの力のある土地に王家の別荘を建てた、というストーリーがあるようです。 兵士をも癒す魔法の秘境、それがカニアカププです。

 

祈りの場所であるヘイアウは別荘の遺跡より奥にあったとされています。

歩き回っているとヘイアウ独特の石組があります。

おそらくこのあたりが祈りの場所だったのではないかと思われます。

耳を澄ますと水の流れと木々の触れ合う音、感じるのは爽やかな風と森の香り。

ここで時間を過ごすうちに大地と溶け合っていくような不思議な感覚を味わいます。

本来の癒しの力、とはこういうものなのか、ということを感じることができる時間でした。

カニアカププ、数少ない現存のヘイアウ・ホオラのうちのひとつとなっている貴重な場所です。

カニアカププについての詳細は下記のサイトから読み解くことができます。 興味のある方は是非。 (英文になります) https://en.wikipedia.org/wiki/Kaniakapupu


最後に…ヘイアウの訪れ方、アクセスなど

自由に出入りできますが、原則としてここは立入禁止のエリアになっています。

管理はState Historic Preservation Division of Hawaii’s Department of Land and Natural Resources (DLNR) with the help of the Historic Hawaii Foundationとなります。

(この時の訪問はHHFの許可によって行いました)

ハワイの聖地はハワイアンにとって神聖なる場所。

王家の聖廟にお参りをしてから行く、とか遺跡にアプローチする前にはプレ(祈り)を捧げるべき、などなど訪問方法には諸説があります。

私のハワイアンロミロミの師はこう言います。

「自分が信じている神に“これからハワイアンの大切にしている場所に足を踏み入れます”と断ること。そしてハワイアンのスピリットに“これからあなたたちの大切な場所に入らせていただきます”と心から声をかけることが大切」と。

特に石組みや遺跡の中に入ったり石を持ち帰ったり大声で話したりすることはタブー。

静かに素直な心で訪問しなければ癒しのパワーも与えてもらえないということを忘れずに。

場所はヌウアヌ・パリDr.にある、とだけ記しておきます。

入口は小さくて見つけにくいので、「行けたらラッキー」くらいの気持ちでトライを。

冒険気分でどうぞ。ただし重ねての注意ですが、ここはハワイアンの魂が宿る神聖な場所。本気で癒されたい人だけが訪れてください。

 

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【古代ハワイアンのヒーラー(医者)が祈った女神たち】

※【ロミセラ】ハワイの癒し研究会~ロミロミとハワイアンヒーリングをもっと勉強したいセラピストたち~掲載
https://www.facebook.com/groups/lomithera/
神に祈ることが生活の中心にあったハワイアン。調べてみると「癒し(医療、ヒーリング、ロミロミ)の神様(女神)」がやはり存在していたわけです。

ラパアウ(医者)は、マイロア、 カプアラカイ、カウカホオラマイといった女神たちを崇拝していた。
(Malo.Chun)

ハモエアはマッサージセラピストの女神である。ハモエアの務めは、医師のように病気の人を助け、健康を回復させることであり…
この女神は最期を迎える病人に付き添うカフナ達に、病気や死因についての情報を与えることによって、カフナ達を統括したと考えられている
(Joseph S. Emerson,1918)

※ロミロミとハワイアンヒーリングの教科書/Noa Yoshiより

 

ロミロミ・スタディ Lomilomi Study③

【フラ、チャント、オハナ】

『クムフラ』イシュマル・W・ステグナー著(”Kumu Hula” by Dr. Ishmael W Stagner)より。 なんとなく、ハワイアンの現実と信仰の関係がイメージできたりして。 フラっていうのはこういうものなんだ、と再認識する話ですね。

古代ハワイアンの家族(オハナ)の絆はものすごく強いものでした。 それは、宗教および日々の仕事、戦争や平和にまでわたるものでした。 チャントのときに踊られる踊りは、目に見える世界と目に見えない世界をつなぎました。 人間はフラを神と支配者に献上することで、お互いの尊敬を表現したのです。

[2011年 イシュマル・W・ステグナー]

The family ‘ohana’ was the unifying force in everyone’s life. It brought together religion and daily work, wars and peace. Dance accompanied by chant formed a major link between the unseen forces of heaven and visible world on earth. Humans honored their gods and rulers with hula and paid respect to each other with hula.

 

クウイポハワイアンロミロミスクール&サロン


 

 

Pono
Ho’oponopono

Pono(ポノ)」というハワイ語があります。 そう、「Ho’oponopono(ホオポノポノ)」の「pono」です。

「Ho’oponopono」は「Ho’o」(=~にする)」と「pono」という言葉の重複形が組み合わされてできた言葉。

つまり「Ponoにする(ために何かを行う)」ことが「Ho’oponopono」である、ということになります。 今回はこの「pono(ポノ)」と「Ho’oponopono(ホオポノポノ)」についてのお話です。

Pono(ポノ)とは

けっこう短気でわがままだった(今でも少し…)私はいつもロミロミの師匠に、 「幸せに生きたかったらPonoでいなさい」 と注意されていました。

(私の「Noa」という名も師匠に付けられた「わがままで勝手な奴」という意味もあるニックネームなのです。)

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「Pono」には多くの意味があります。 辞書を引いても「正しい、道徳的である、均衡がとれている、適切である、幸せである、まっすぐである、公正である、緩和している」…etc…多くの意味が書いてあります。

一言でいえば Ponoとは正しい状態 のことです。

さらに昔ながらのハワイアンに聞いても、様々な答えが返ってきます。

「人間が元気でいることだよ」
「宇宙が平和でいる状態のことだよ」
「人間が自然と調和していることだよ」

そして
「神様に背かないでいたらポノになれる」
「みんなと仲良くすればポノになる」

…などなど 「Pono」…辞書にも多くの意味が載っているし、人によっても答えは様々。

人生の師匠であるハワイアンの老師に問うてみました。 「Pono」って何? 「Ponoっていうのは、海に例えると簡単だ。 Ponoっていうのは「凪(なぎ)」の状態のこと。

Ponoじゃないのは「荒れた海」や「さざ波の立っている海」の状態のことなんだよ」

宇宙のポノは宇宙が正しい状態でいること 地球のポノは地球が正しい状態でいること 人間のポノとは人間が正しい状態でいること、 つまり健康で元気に生きている状態(Wellness)のこととなります。

人間のPonoとは 心か安定していて 体も病気やけががない 正常た状態にあること 人間は、心と体が「凪(なぎ)」のようにバランスが取れていて静かで波打っていなければ、幸せでいられる。

なるほど。

でも、この心を「凪」の状態にするっていうのが難しい。とっても難しい。

満員電車で足は踏まれるわ、上司は無能な癖に威張りちらすわ、レストランでは子供が走り回るわ…。

イライラしないでいるのは難しい。

すぐに心に波風が立ってしまう。 心が波立ってしまえば、体も濁ってきて調子を崩すことになります。 「Ponoでない状態」だ。

Ho’oponopono(ホオポノポノ)とは

この「Ponoでない状態」を「正常な状態、つまりPonoにする」ために何かすることが「Ho’oponopono(ホオポノポノ)」。

では、心に波風を立てない大きな人間になるためにはどうすればいいのだろう?

先のハワイアンの人生の達人に聞いてみました。

師匠、心をHo’oponoponoするためにはどうしたらいいんでしょう?

それは無理。いつも完璧に心をPonoにしていられる人間なんておそらくいない。 我々は神ではない。だって人間なんだもの。(なぜか相田みつをさん風) ただ、心に波風が立っても、できるだけ早く波風を治める方法を覚えることはできる。 Ho’oponopono(ホオポノポノ)だ。

その方法を教えてください、師匠。

できるだけ早く忘れて水に流すことだよ。自分が馬鹿になったフリをしてな

実際に心が波立った時に師匠は、

・海に入る(足を海に浸けるだけの時も)

・水を一気にたくさん飲む

・夕陽を見ながらウクレレを弾いて唄を歌う

のだそうです。

余計なことを考えずに「呆ける」。

心の波を打ち消すためにとても有効な方法のようです。

いま私は、どうしたら馬鹿になって、イヤなことを忘れて水に流せるのか、を探求中です。

Ponoになって幸せに生きるために。

NOA YOSHI  

この記事は2014年に掲載されたものです。 最新(2020年11月更新)の「ポノ」「ホオポノポノ」記事もどうぞ

ポノ(pono)とホオポノポノ(Ho’oponopono)

 

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IMG_6278S毎朝、犬をつれて海辺に来ます。残念ながらハワイではありませんけど。

夏だから、汗をかきます。
海辺なので、砂がサンダルに入って来て足の裏がザラザラするし、海水で足がベトベトします。
おまけに、犬だ飛びかかってきたり、犬と転げ回って洋服がグチャグチャになります。

東京で生まれ育った私は、こういう「汚れること」が苦手でした。

体が気持ち悪いし、
まわりの人に汚いと思われる。
なんだか病気になるんじゃないか、とまで思ったりして。

ところがね。
ハワイに住んでいると、そんなことはどうでもよくなってくる。
みんながベトベトで歩いているし、
オフのときにはみんなが泥だらけのTシャツ。

友人に尋ねました。
「そんなにどろどろで気持ち悪くないの?」

友人はこう応えました。
「汗が気持ち悪いなら拭けばいい。
汚いのが嫌だったら着替えを持ってくればいい」

きわめて当たり前の何気ない一言。
でも、この一言が私の人生をかなり軽く楽しいものにしてくれました。

先のことを想定すること。
(ベタベタする。汚いと思われる)
必要だけれど、こればかりをしていて、どれだけ楽しいことをすることから逃げているのか。そして楽しいことを逃しているのか。

ちょっと準備をすれば、考え方を変えたらいいことなのに。

目の前の幸せを逃している。
…きっとこんな簡単なことを気づかないでいるだけなのかもしれません。

NOA YOSHI

今、あるテーマの本を書いています。hawaii20110522-1050

なんだか疲れてしまった…そんな時に読んでいただけるような本。

でもなかなか書けないわけですよ。

自分の心がギスギスしているから。

別にイヤなことがあったわけでも、 何か心配事があるわけではないのに心が落ち着かない。

そんな時ってあるもんで。

バイオリズムって言うんですかね。

そんな時には、なにか心の中の色を変えるボタンを押さなければならないわけです。意識的に。

心の色切り替え用ミュージック

心の色切り替え用写真鑑賞

心の色切り替え用海に足浸かり

心の色切り替え用読書…

すぐにやる気の無くなってしまう私の場合、たくさんの切り替え用ボタンが必要なわけで。

今日は、読書。

「相田みつえお ザ・ベスト」なるベタベタのイイ話を読む。とにかく読む。

相田みつをさんに乗り移ってもらって、少し気分が乗ってきたので、また書きだすとします。

私なりのホオポノポノ(ハワイ流心をクリアにする方法) ってやつです。

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Noa Yoshi Profile

●Island-Wellness Co.,Ltd.代表
●クウイポロミロミスクール&サロン経営
●執筆、講演活動(ハワイ・ポリネシア・ヒーリング・サロン経営)
●国立琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究プラットフォームアドバイザー
(略歴…Amazonより)
東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、広告業界でマーケティングプランナー。旅行関連の広告宣伝にたずさわり島にハマる。その後ハワイに渡り、マッサージ会社を設立、ハワイのヒーリング研究のためネイティブハワイアンのカフナ(高位の専門職)や長老のインタビューおよび文献研究を始め、現在に至る。
(執筆した本など)
http://www.amazon.co.jp/NOA-YOSHI/e/B006474ZB8/
(Facebook)
https://www.facebook.com/noayoshi
(Instagram)
https://www.instagram.com/noayoshisan/
(Twitter)
https://twitter.com/noa_yoshi

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