ごくまれに、CMでジンワリと目頭が熱くなることがあります。

もちろん、ジンとくるその時の心情やシチュエーションがぴったりとマッチしたときだけに、ですけど。

たとえば、このauのCMは浦ちゃんの「海の声」含めてシリーズ的になんだか好きなんだけど、これは特に音できちゃいましたね。

懐かしくてやんちゃでピュアでな映像と、人間らしい歌詞とAIの歌声と。

 

『みんながみんな英雄』 歌詞:篠原誠

特別じゃない
英雄じゃない
みんなの上には空がある

雨の日もある
風の日もある
たまに晴れたらまるもうけ

振り向けば君がいる
前向けば友がいる
走って、転んで、寝そべって
新しい明日が待っている

悩んでは忘れて
忘れては悩んで
明日、あさって、しあさって
新しい未来がやってくる

 

おそらくもっと素晴らしい楽曲や歌詞はたくさんあるんだろうけど、少なくとも今回はこれにグッときちゃったわけです。

『雨の日もある、風の日もある、たまに晴れたらまるもうけ』

『走って、転んで、寝そべって、新しい明日が待っている』

みんな、こうやって生きているんだなぁ、なんてなんだか心が軽くなったりして。

 

癒しの仕事っていうのは、こういうものなのかもしれない。

お客さんにグッときてもらうこと。

 

最近、そんな風に考えています。

そう考えると、我々の仕事の原点っていうのは(ロミロミにしろなんにしろ)、感動を想像して提供することなんだ、ということになる。

なかなか、いい仕事してるじゃん、オレ。

もっと感動を作る、という仕事を襟を正していかなくちゃいけねーなあ…

などと(かなりクサいけど)、もう一回だけグッときちゃった今日の朝なのでした。