ぼよよん共和国、っていうのは中西圭三さんが「まあるい笑顔」を広げるためにはじめたボランティアプロジェクト。
われわれは伊勢でのチャリティライブから、活動の一端をお手伝いしています。
中西圭三さん、素晴らしい考え方と心を持った人。
とくに今回の大震災については、繊細に、真面目に、真剣に多くのことを考え、震災後すぐにチャリティ活動を始めました。
4月17日の奈良を皮切りに、4月18日の伊勢、5月22日の大阪では皆さんからの義捐金を集め、昨日は避難されている方々の多い棚倉町での開催になりました。
まずは被災されている方が避難されている「ルネサンス棚倉」の会議室で生声コンサート。
約40名の方々を前に数曲を生声で披露しました。
なかなか聞けませんよ、中西圭三の生声。
「目の前で聞けて幸せ」
相馬郡から原発を避けてこられた方。
だって目の前数メートルのところで中西圭三さんが歌ってるんですから、痺れますよね(笑)
伴奏は、ずっと活動を一緒にされているパパゴンこと鈴木英俊さん。
のほほんとした顔をしていますが、前日まで角松敏生さんコンサートのために連日長時間のリハをぬっての根性参加。
手をアイシングしながらの参加です。
こういう純粋な気持から沸きあがる「力」って人に伝わるんですよね。
この後、われわれ「肩揉み隊」が被災者の皆さん、そしてそのお世話をされている方々を肩揉みしちゃいました。
われわれハワイアンマッサージ(クウイポロミロミスクール&サロン)の3名と、セブ島式マッサージ(ヒロット)の2名、計5名です。
みなさん、肩も腰もコリまくり。
皆さん口をそろえて「待遇がいい」とおっしゃってるここですら、皆さんの心労と身体のお疲れが身体にあらわれていました。
大変なんですね。
そういうしかないようなお話ばっかりです。
ほとんどが福島原発の20キロ圏内で家がほとんど損壊していない方ばかりなのでなおさら焦燥感が募っておられます。
もう、我々には肩を揉むことと祈ることしかできません。
でもでも、
みなさんが「よく来てくれたねぇ」と暖かく迎えてくれて、
「気持ちよかったよ。疲れが吹っ飛んだ。」
と言ってくれました。
なんだかわれわれが癒されに行ったような、そんな感じまでしてしまう今回の肩揉み隊でした。