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『What a Wonderful World(なんて素敵な世界)』

アメリカのルイ・アームストロングが1967年に歌い大ヒットになった曲です。ハワイではイズラエル・カマカヴィヴォオレ(IZ)が1993年にカバーしたことでハワイアンにも『アロハスピリット』溢れる曲としてファンの多い曲でもあります。

 

『なんて素敵な世界』

(ヨシノア意訳)

緑の木々、赤い薔薇、僕たちのために花は咲き乱れる。…なんて素敵な世界なんだろう。

青い空、白い雲、輝く光、暗い夜だって最高に思える。…なんて素敵な世界なんだろう。

七色の虹も美しく、行きかう人々の笑顔も虹のよう。友達同士、握手をして「調子はどうだい?」って言葉を交わす。これは「愛しているよ」っていう意味なんだ。

泣いていた赤ちゃんが育ち、学び、多くのことを知っていく。

なんて素敵な世界なんだろう。

 

われわれは自然とともにあります。自然を畏(おそ)れ敬い、自然を大切にしながら、自然に生かされている、という考え方です。日本の昔からの信仰、ハワイアンの昔からの信仰の原点でもあります。

ところがわれわれは日常に埋没してしまってこのような基本さえ忘れてしまいがちです。この曲はこの「自然」への想いや考え方を思い出させてくれます。地球や宇宙がとても美しく愛すべきものであるということを。

今日(4月15日)、被災地気仙沼でカキ養殖をしている方のインタビューを見ました。

「海があるかぎり、自然がある限り大丈夫。」「二年間待ってくれ。絶対に甦らせてみせる。」

力強い素晴らしい輝きを持った言葉でした。

今回の震災、本当に大変でした。これから先も当分はこの大変さが続くのだと思います。

ただ、海も空も青く輝いてくれています。雲は白く浮かんでいます。土や木々の緑にだって再生能力はあります。

これに日本人だからこそ、のパワー、そして知恵と思いやりの心があれば、かならず日本は素敵な日本に再生します。

がんばろう!日本!

(追記)

実はこの東北でのカキ養殖への被害が、この三重県にも影響を及ぼしていると友人に聞きました。現在三重県人として何ができるか、を考えています。形になりましたら皆様へもお知らせしたいと思います。