OHANA,、ハワイ語です。
「家族」って訳されています。
「家族の絆」をも表わすと言われています。
間違いではないのだけれども、ちょっとニュアンスが違って理解されていることが多いように思います。
昔、ハワイアンのおばあさんに
「白人の言ってる”ALOHA”なんて聞きたくもないね。あんなやつらにハワイアンの愛がわかってたまるもんかい」
と言われたことがあります。
オハナの話をするのにはここから話をはじめなければならない。
南国研究の一人者である後藤明先生も言っているけれど、
白人の愛っていうのは能動的で積極的なPASSIONの愛が多い感じがします。
悪い言い方をすれば「愛してやってる」的な傲慢な愛…ちょっと違うかな(笑)
日本人とかハワイアンの愛はもう少し奥ゆかしい。
情愛、とも言うべき、こころから相手に溶け込んでいくような愛。
愛というよりも「絆」という方がぴったりくる感情。
これがALOHAの愛なんです。
先のハワイアンのおばあさんの言ってることが少しわかる気がします。
オハナ、っていうのはそういう「愛」ともいうべき「絆」で結ばれた人のことを言います。
家族、というよりも一族、という方が近いかもしれません。
昔のハワイは多くの家族(親戚一同)が寄せ集まって大きな一族を形成して、生き死にを共にしていました。
その大きな家族である一族のことをOHANAといいます。
これが正しいオハナの意味です。
同じ目的に向かって粛々と進んでいく、強いきずなを持った一族、オハナ。
なんかカッコイイね。
最新の「オハナ」に関する記事があります。
かなり詳しく書いてありますので「Ohana」に興味のある方はご一読ください。
オハナ(ʻOhana)とは家族・一族、そして人間の深い絆をあらわすハワイ語