外国人の書いた「日本での夏バテ対処法」

暑さをしのぐために食べるべきもの、食べてはいけないもの

by Katheryn Gronauer
外国人の女性向けサイトSAVVY TOKYOより引用・翻訳・修正
https://savvytokyo.com/

 

以下は外国人女性が、在日外国人女性がどのように日本の夏を過ごしたらいいのかを書いた、日本での夏バテ防止方法ついての英文記事を翻訳・修正しました。

外国人目線ならではの夏バテを克服する食生活の提案は、日本人として気づかなかったアイデアが満載です。

「なるほど」と思う方法が書かれていますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

夏バテの季節。そんな夏バテと上手に付き合う方法をご紹介します。

今の日本で外を歩くのは、服を着たままサウナの中を歩いているようなもの。交差点で信号待ちをしているだけで、肌がじりじりと日焼けするのを感じます。シャワーを浴びても10分後にはまたベタベタになってしまう。疲れて動けないのに、なぜか暑くて寝付けない……。そして翌日は、窓の外はいい天気なのに、体からエネルギーが抜けてしまってソファから離れられなくなるのです。

日本では、このような状態を「夏バテ」と呼びます。つまり夏に体力がなくなり疲れきって動けなくなるという意味です。食欲がない、体力がない、何もやる気が起きない、気分が落ち込む、などの症状が出ます。しかし、夏バテを予防する方法はあります。これからさらに暑くなることが予想されるので、今のうちに対策を知っておきましょう。

暑さをしのぐ(日本の)食べ物

夏になって意識的に摂取したいのは、消化の良い食べ物、そして、汗をたくさんかくので水分補給ができる食べ物の2点です。この場合の「水分補給」とは、水分を補給することと、汗で失われたミネラルを補給することの2つを指します。

1. 夏のフルーツ・トロピカルフルーツ

暑い気候で育つ果物は水分や電解質を多く含みます。この時期、母なる自然が栄養バランスを整えてくれるのですから、当然といえば当然です。スイカ、桃、バナナ、レモン、ライム、マンゴーなどは、水分だけでなく、汗で失われたカリウムやマグネシウムも補給してくれる友だちです。

2. 海藻類

筋肉を痙攣させないためにたくさんのミネラルを補給するために、ワカメや海苔などの海藻類を食事に多く取り入れるようにしましょう。海藻類はカルシウムやマグネシウムを多く含み、特にむくみを感じている人の体の引き締めに最適です。また、血圧を下げる効果もあるので、心臓に負担のかかっている人はこの時期に積極的に摂りたいものです。

3. 豆腐

大豆は、東洋のホリスティック栄養学では「冷やす」食べ物とされています。絹ごし豆腐にネギと鰹節をのせ、醤油をタラリとかけて食べれば、夏の食卓は素晴らしいものになります。豆腐は優れたタンパク源であり、消化しやすいので、消化器に負担をかけることなく体を休めることができます。

4. そば

そばは、夏によく食べられる日本料理の一つです。そばはコレステロールや血圧を下げる効果があり、食物繊維も豊富です。そばの一番の魅力は、冷やして食べることができるところ。グルテンフリーを目指すなら十割そばもあります。

5. 心臓に良い脂肪

東洋のホリスティック栄養学では、心臓は最もストレスを受けやすい臓器と言われています。心臓は血液を全身に送り出し、汗をかくことで体温を保つために余計に働いているのです。幸いなことに、アボカドやココナッツなどのトロピカルフルーツは旬の時期で、心臓によい脂肪を多く含み、コレステロールを下げる効果があります。

6. 水分補給

水だけでなく、水に効果的なものを混ぜて飲むと、体内の水分がより多く保たれます。レモンとキュウリは体温上昇を抑え、デトックス効果もあり、消化を助けるので最適です。

食べないほうが良い食べ物。
体調が悪くなりやすい食べ物・飲み物

1. 焼いたもの

疲労の大きな原因は脱水症状にあるといわれます。その脱水症状を引き起こす食べ物の代表が、水分がなくなるまで「焼いたもの」です。たとえば、パンを食べることは、水分を欲している消化器官に乾いたスポンジを突き刺すようなものです。どうしてもパンを食べたいなら蒸しパンを選びましょう。ご飯や麺類は、水で調理されているので、より良い選択です。

2. カフェイン

カフェインは難しい問題です。一方では、コーヒーは熱帯気候で育つため、暑い日に高揚感と活力を与えてくれるように設計されています。しかし、どんなカフェインでも脱水症状を引き起こす可能性があります。もし、夏バテしているのであれば、水分補給の方が大切なので、カフェインは控えた方がいいでしょう。しかし、体調がよくて、暑い通勤時間を乗り切るためにちょっとだけ元気を出したいのなら、コーヒーを飲むのは適しています。

3. アルコール

暑い日にはカクテルや冷たいビールを飲みたくなるものですが、疲労と脱水症状を感じている場合、アルコールが体調を悪くさせることがあります。温泉に入る前にお酒を飲むと、体温調節がうまくいかず、疲れがたまって気絶してしまうというのは、多くの人が知っていることでしょう。最近の外気温のピークと温泉の温度が近いことを考えると、夏バテしているときにお酒を飲むのは危険だという相関関係が見えてきますね。

体を冷やすためのヒント
夏バテ:日本での対処法

1.日傘をさす

日本では、暑い夏を涼しく過ごすために日傘をさすことが一般的です。日陰に入り、直射日光を避けることで、体力を維持することができます。

2.熱さまシート

近くのコンビニやドラッグストアに行くと、体に貼って使えるひんやりシートが売っています。首やおでこ、腰、足などに貼るのがおすすめです。

3.ふわふわしたロングスカートやワンピースを着る

夏はショートパンツや短いスカートの方が涼しいと思われがちです。しかし、ふわっとしたロングスカートやマキシ丈のワンピースは、歩いている間に足の甲まで風を通し、布地が少ない洋服よりもずっと涼しいのだそうです。

4.涼しい部屋でオイルマッサージを受ける

マッサージ、とりわけオイルマッサージは、夏バテ防止や夏バテしてしまったカラダを癒すのに最適です。とくに、優秀なセラピストによるオイルでのからだの揉みほぐしは、リンパや血液の流れを良くしますから免疫力を高めてくれます。さらに、リラクゼーション効果もありますので、疲れた心と体がスッキリとしてくれるのです。

まだまだ暑い日が続きますが、夏バテに負けないよう、夏の食材を優先して楽しみましょう。安全で涼しい夏をお過ごしください。

 

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