【Chieko’s Wellness Note】寒暖差で体がダルい…春先の「なんとなく不調」をラクにする簡単習慣

寒暖差で体がダルい…春先の「なんとなく不調」をラクにする簡単習慣

「なんだか体が重い」「肩こりがひどくなった」「朝からだるい」…冬から春への季節の変わり目に、こんな体の不調を感じていませんか?
それ、実は寒暖差による自律神経の乱れが原因かもしれません。

今回は、体のしくみをやさしく解説しながら、日常生活の中でできる簡単なセルフケア方法をご紹介します。

なぜ春先は「なんとなく不調」が起きやすいの?

季節の変わり目は、朝晩の寒暖差が激しくなる時期です。1日の中で10℃以上も気温が変わる日もあり、これが体にとっては意外と大きなストレスに。

人の体は、本来「ホメオスタシス(恒常性)」という仕組みで、体温や血圧、心拍などを一定に保とうとする力があります。この調整をしているのが自律神経。でも、寒暖差が大きいと自律神経がフル回転し、疲れてバランスを崩してしまいます。

その結果、

  • 朝起きてもスッキリしない

  • 肩や首のこりがひどくなる

  • 頭がボーッとする

  • イライラ・不安を感じやすくなる
    など、さまざまな「なんとなく不調」が現れるのです。

自律神経をいたわる、簡単セルフケア

ホッとできる時間を増やすことで、自律神経のバランスは少しずつ整っていきます。今日からできる簡単習慣を取り入れて、寒暖差ストレスに負けない体づくりを始めましょう。

1. 朝起きたら「太陽の光を浴びる」

カーテンを開けて太陽の光を浴びると、自律神経が目覚めます。体内時計もリセットされて、1日がスムーズに始まります。

2. 首・肩をゆっくり回して深呼吸

こりが気になるときは、肩を回しながら「吸って、吐いて」と深呼吸。これだけで副交感神経が優位になり、緊張がほぐれてきます。

3. お風呂はぬるめのお湯で10〜15分

38〜40℃くらいのぬるめのお湯にゆったり浸かると、副交感神経が働きやすくなり、眠りの質もアップします。

4. 「ロミロミマッサージ」で心も体も深くリラックス

ハワイの伝統的な癒しの技術「ロミロミマッサージ」は、深いリラクゼーション効果があります。
ゆったりとしたリズムのオイルマッサージで筋肉の緊張をほぐし、自律神経のバランスを整えてくれるのです。

特にこの季節は、知らず知らずのうちに体も心もストレスを抱えがち。そんなときは、プロの手で自分をゆだねる時間をつくることが一番のリセット法です。

無理なく、やさしく、少しずつ

季節の変わり目は、体調がゆらぎやすいのが当たり前。だからこそ「ちゃんとしなきゃ」と思いすぎず、できることから少しずつがポイントです。

心と体をゆるめて、自分をいたわる時間を大切に。
春をもっと心地よく迎えるために、まずは今日のセルフケア1つだけ試してみてくださいね。