チェアーロミロミ（ロミノホ）｜短時間でココロとカラダをリフレッシュするハワイ式チェアーマッサージ

現代の忙しいライフスタイルにおいて、短時間でリフレッシュできる「チェアーマッサージ」は、オフィスや空港、ショッピングモールなどでよく見かける人気のリラクゼーションです。
ハワイではこのチェアーマッサージのことを「チェアーロミロミ」と呼んで生活に密着したボディケアとして愛してきた歴史があります。ハワイ語では「ロミノホ（Lomi Noho）」。伝統的な癒やしの技法として発展してきたボディケアです。
ここでは、ハワイ式のチェアーマッサージである「チェアーロミロミ（ロミノホ）」について、その効果や歴史、文化、そしてその特長について詳しくご紹介します。

チェアーロミロミ（ロミノホ）とは？

ハワイの伝統と現代の医学が融合した癒しの時間

チェアーロミロミを表すハワイ語「ロミノホ」は「ロミ＝揉む」「ノホ＝座る」が合わさった言葉。つまりチェアーロミロミとは、椅子に座った状態で受けるロミロミマッサージのことを指します。

チェアーロミロミ（ロミノホ）の効果

チェアーロミロミは、首、肩、背中、腕など、あまり体を動かさない生活で凝り固まってしまう部分を重点的にほぐします。
また運動のし過ぎや立ち仕事、歩きすぎといったときの筋肉のこわばりも短時間で揉みほぐすこともできますから、様々なシーンでご利用いただけます。

カラダへの効果

筋肉の緊張をほぐし、血行促進
頭痛や肩こりの緩和
姿勢改善や疲労回復

ココロへの効果

深いリラクゼーション
ストレスの軽減
集中力の向上
安眠効果

ハワイでのチェアーロミロミ（ロミノホ）の歴史と文化

チェアーロミロミ（ロミノホ）は、ハワイの伝統的なロミロミマッサージのひとつの施術の方法です。古代ハワイアンは、自然との調和を大切にし、マッサージを通じてエネルギーのバランスを整えてきました。この伝統的な「ロミロミ」の中で、短時間で手軽に体の疲れや不具合を治すために行われていたのが椅子に座ってするロミロミ、ロミノホでした。

特に妊婦や高齢者、子供など、ベッド（テーブル）に寝ることが難しい人々にロミロミをするためにも、チェアーロミロミ（ロミノホ）は便利に使われていたといわれています。

ハワイでは今でもロコ（地元民）がちょっと疲れたときに屋台で軽食を取るような感覚でチェアーロミロミ（ロミノホ）を利用しています。
また、ビーチサイドやリゾートホテル、さらには空港やショッピングモールなどでもチェアーロミロミ（ロミノホ）を手軽に受けることができるため、旅行者が疲れを取るための便利な選択肢となっています。経験されている方も多いかもしれません。
ハワイのアロハ精神に基づいた温かいおもてなしとともに提供されるロミノホは、心身ともに癒される貴重な体験となっています。